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転職しました

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前回書いたのが5月だから、あれ、いつのまにか6ヶ月経ってる・・・?と一人でびっくり。お久しぶりです。
この半年、いろんなことがあって、生活環境も変わったのですが…まずは転職について書いてみようかなと思います。去年の今頃の日記を読むと、転職活動の面接中の時期でした。まとめておかないと忘れてしまうなと思ったので、思い出しながら書いてみました。(まさかの3,000字超え)




 

転職を考えはじめたきっかけ

社会人も7年目になって、30歳も目前になって、なんとなーく転職を考えはじめました。IT業界にいると、転職する人も多く、自然と転職を意識するように。

そんななか、去年の夏ごろに規模が大きいプロジェクトへアサインされて担当していたとき、会社や役員の方針がちょっとな…と思うことが、一度二度ならず何回もあり、モヤモヤしていました。ほかにも、そろそろ管理職にされそうだった(まだプレイヤーでいたかった)り、ずっと同じ、少し特殊な業界に居続けるのもどうなのか、と考えたり、7年も同じ会社にいていいのかな?と考えたり、いろんな要因が重なってました。あとはちょっとここには書きにくい理由も。笑

そんなこんなで、転職をぼんやり考え始め、転職すると決意したわけではない状態から転職活動をしはじめました。



はじめにやったこと

1.転職サイトに登録

もともと、社会人2年目くらいのときから、ビズリーチに登録していました。前職の会社では登録するのが当たり前で、「競合他社のこのポジションのスカウト来たよ、この分野の事業拡大するのかな?」という、スカウトから競合他社の戦略読めないかなーという会話をするが普通でした。

www.bizreach.jp


とりあえず登録しかしていなかったので、転職ステータスを変えて、職務経歴書をきちんと書きました。



2.本を読む・転職活動に対する考えをまとめる

それと、去年読んでよかった本にも書いた、転職の思考法を読みました。


この本を読んだうえで、自分がなぜ転職したいのか、どんなスキルを得たいのか、どんな業界がいいのか、整理していきました。整理していくのは、本だけではなく、面接を受けてたくさん話していくなかでどんどん整理されていく感覚がありました。



転職活動スタート

まず最初に、ビズリーチ経由でスカウトをいただいた転職エージェントの方と電話面談をしました。ビズリーチではいろんなエージェントからたくさんメールが届くのですが、その中から、なんとなく自分と合うかな?という方に対して返信をしていきました。その結果、3人の方と電話面談しました。
電話面談では転職を考えている理由・現在の仕事内容・転職先候補の業界や職種を根掘り葉掘り聞かれました。だいたい1回あたり30〜1時間くらいです。3人の方のうち、お一人の方は、聞き出し方がとても上手で、私が言葉にしにくそうにしていることも汲み取ってくださったり、「どうしても絶対にいやな条件はありますか?」と聞いてくださったり、とても上手な方でした。


その時点では、「IT業界のうち、今とは違う業種で、会社規模の小さい会社の企画職か事業開発」というふわっとした希望でした。労働条件は一旦無視して。そういった中で、何社か候補の会社を送ってくださり、気になった企業と面接を兼ねたカジュアル面談を依頼していきました。

カジュアル面談をしたのが7社、そのうち5社の面接を受けました。そのうち2社から内定をいただくことになりました。



面接を受けていく

面接を受けていって、特に重要だなと思ったのが、辞める理由と転職先を選ぶ基準と希望職種の一貫性が重要だなと感じました。
文字面だけ見ていると、別のことのような気がしますが、根底はつながっているので、一貫性がないと、ロジックを突かれたときに言いよどんでしまったり、矛盾したことを言ってしまうことに。

例えば、「やりたいことができない」という理由で転職を考えているなら、やりたいこととはなにか?なぜそれがやりたいのか?なぜ今の会社ではできないのか?できるために今の会社で努力をしたか?やりたいことが面接を受けているところで実現できるのか?ほかに面接を受けているところがあれば、そこでもやりたいことができるのか?・・・といった感じです。いわゆるなぜなぜでロジックを詰めていきました。

ちなみに、転職の際の面接練習は一切しませんでした。ロジックは頭の中で整理しつつ、面接を受けて喋っていくことできちんと整理されていきました。やっぱりアウトプットが大事。


そして、希望の条件も、カジュアル面談でいろんな話を聞いていく中で、自然と方向性が固まってきました。
あとは、本当に転職するのか?という気持ちだけでした。転職するなら確実に年収が下がることがわかっていたので、それでも転職したいのか、なにを価値と感じて転職するのか、自分に問いました。総合的に考えて、それでも転職したい、という気持ちが変わらなかったので、転職を決意しました。


そしてなんといっても一番たいへんなのが、タイムマネジメント
仕事が忙しい時期に、こっそり引き継ぎ資料を作りつつ、早く帰るのは本当に大変でした…笑



退職を伝える

転職先が確定してから、辞意をマネージャーに伝えました。
マネージャーは前々から「辞めるっていう相当な決意をしたうえで、俺に話しているわけだから、俺はどんなやつでも引き止めない。」と言っていたので、まったく引き止められませんでした。むしろ「立派に転職できるくらい成長したってことだよなあ」と言われ、一瞬うるっときました。
その後、部長に呼び出されたときは「どーせ俺がなに言っても気が変わることないっしょ?笑」と言われ、そうですね、と返して終了しました笑(その間、3分)
事業部長からも「新卒から見てきたから本当にショックだよ…自分が可愛がられてたのわかってるでしょ…?まあ…いつでも戻ってきてね、次の会社がいやになったらすぐ連絡してね、絶対誰かと連絡取れるようにしててね?」とすごく寂しそうな表情で言われ、本当にありがたいなあと思いました。


わたしはそういうキャラクターが認識されていたのか、すんなり交渉できましたが笑、引き止めが大変な場合もあると聞くので、やっぱり退職理由のロジックは超重要だなと思います。前職は事業部制だったので、他の事業部への異動だとだめな理由もきちんと考えて臨みました。



転職してみて

社員数1万人以上の会社から、300名弱の会社に転職したので、いろんなところのギャップにびっくりでした。どちらも上場企業ではあるので、同じかと思っていましたが、ルールがゆるかったり、逆に厳しかったり、前職とはお作法が違うところが多く、戸惑うことが多かったです。
今の会社は対応がとても柔軟で、2月末からフルリモートワークをしていて、その後の切り替えなどもとても柔軟に対応されていて、前職との違いを大きく感じました。Slackの1つのチャンネルに全社員が登録されていて、そこで全社員への通達が行われるってすごいなあと最初はびっくりしました。


正直なところ、入社して半年経ち、未だに転職してよかったか、よくわからないです。年収も下がったし、仕事内容もやりたかったこと半分、予想していなかったこと半分ですし、成長できているかどうかもわからないです。笑
ただ、自ら変えなければなにも起こらないし、選んだ道を自分で正解にするしかないよなーと思ってがんばっているところです。笑


転職考えている方の参考になれば嬉しいです!