ニューヨークひとり旅(4日目)
ニューヨーク4日目。1・2・3日目はこちらから。
ついに、ニューヨークも最終日(帰国日)になりました。この日々に慣れてきたな〜と思ったころに帰国日です。寂しい。
アメリカ自然史博物館へ
さて、最後に行き残していた場所は、アメリカ自然史博物館!朝イチ、開館時間を狙って、アメリカ自然史博物館へ。
いよいよコロナの影響がわたしの旅にも影響がではじめ、館内ツアーはこの日から中止となっていました。
こちらもとにかく広いので、迷ってしまう。
けれど、アメリカ自然史博物館公式のアプリがあって、そのアプリだと、今自分がどこにいるか、地図がわかるようになっていてとっても便利でした。有名な展示のところには、わかりやすく表示されてます。
ずいぶん昔にナイト・ミュージアムを見ていたのですが、行く前にも再度見ておくべきだったな〜と思いました。どれもこれも見覚えがあるところなのですが、あまり正確に覚えておらず。見返すの大事。
警備員さんが、「ナイトミュージアムに出てくるモアイは、あっちだよ〜」と自ら声をかけてくれました。よく聞かれるんだろうな〜
とにかくスケールが大きくて、ながめてぶらぶら歩くだけで楽しい。
最後に、プラネタリウムへ。チケットを購入する際に、時間指定されている上映回を予約していました。
映像はとても癒やされるのですが、もちろん説明がすべて英語なので脳みそが疲れました😇
最後のランチは5Napkin Burger
たくさん歩いて、おなかも減ってきました。
ニューヨークでの最後の食事は、5Napkinのハンバーガー!!
ガイドブックを見ていて、たくさんのハンバーガー屋さんが載っていたのですが、一番おいしそうだった&場所もホテルに近かった、ということで、行ってきました!
肉汁たっぷりでとってもおいしかった…!
このお店限らずですが、おしぼりが提供されることがほとんどなく、こういうのも、初期にニューヨークで感染者が多かった理由なのかな…と思いました。
空港へ
さて、のんびりお昼ごはんを食べていたら、いつのまにか空港に向かわないといけない時間になっていました。
時間が読めないので、帰りのバスを予約していませんでした。
ごはんを食べながら、調べていたら、空港に余裕をもってつける時間のバスはすでに出発している…?あれ…?と背中に変な汗が流れはじめる。
ガイドブックはタクシーを全押ししていたけれど、片道90ドルで、1人で乗るのも怖いな…と悩んでいるところ、イチかバチか、おすすめしないけど一番安いと紹介されていた地下鉄で向かうことに!
乗り換えアプリに従って、JFKに向かいましたが、わりとすんなり行くことができました!!
ガイドブックにも書いてあったおすすめしない理由は、ニューヨークの地下鉄はエスカレーター・エレベーターがほぼなく、荷物を持って階段を上り下りしなければならない点でした。階段がめちゃくちゃ多いというわけではなく、空港についた私の感想は「なんか韓国の空港からの移動と同じくらいの大変さだな!」でした。笑
結果的に、余裕で間に合い、お金も節約できました!バスより時間が読めるし、1人旅なら地下鉄をおすすめします!
以上、2020年最後の海外旅行となった、ニューヨーク旅でした!ここまでお読みいただきありがとうございました!
最終日に撮ったタイムズスクエアでしめます!😊
次の記事では、NY初心者ながら、全体の感想や買ったもの、こうしたほうがいいよ的なTIPSをまとめて書こうと思っています:)
▼過去の旅記事はこちら
ニューヨークひとり旅(3日目)
ニューヨーク3日目。1・2日目はこちらから。
スタチュークルーズ
早くもニューヨーク滞在3日目になりました。1日過ごせるのは最終日になりました。
2日目よりさらに早起きして、自由の女神があるエリス島へ行くスタチュークルーズに。8:30出発が一番早いのでそれに合わせて向かいました。
スタチュークルーズだけはチケットが事前購入できていなかったので、予定通りになるか不安だったのもあり、早めに行きました。けれど、まったく並んでなくて一安心。
ボートがめちゃくちゃ揺れてだんだん気持ち悪くなってくる…けれど、だんだん自由の女神が大きくなってくるので、ワクワクが止まらない、ワクワク感で乗り切ります!笑
船に乗っているみんながワクワクしている感じがあって、1人だけど1人じゃない感じがしてくる。今まで日本人には会いませんでしたが、船ではひさしぶりにたくさん日本語を聞きました。
ついに!ニューヨークだ!!!笑(滞在3日目とは思えないテンション)
ガイドブックには、台座に入るのも、王冠へ入れるチケットが必要と書いてあったのですが、通常のチケットで台座までは入れました。176段登る必要があるのがキツかった…台座からの眺め。
自撮り棒で自撮りもしました笑
本当にお天気がよくて、銅像が映える!!
のんびりしていたらボートの出発時刻が過ぎていた😇時刻表見てから過ごすのが吉です。
ハドソンヤードへ
スタチュークルーズの出発地であるバッテリー・パークに戻ってからは、ハドソンヤードへ向かいました。
ハドソンヤードは2016年に再開発されたエリア(現在も再開発工事は続いているそう)なのですが、お目当ては"ヴェッセル"という建築物!
www.hudsonyardsnewyork.com
理由はまたもや推し、そう2019年に推しが来ていて、同じ場所で写真が撮りたかったのです。笑
推しと同じ場所で撮りたいのもありましたが、ガイドブックにも新しい観光スポットとして掲載されていました。(言い訳?笑)
推しの写真
同じ場所で撮ろうと必死に自撮り棒と一人格闘するアラサー(しかもグッズを着用している)
ヴェッセルは、そこまで高くないのですが、高所恐怖症にとっては、なかなか恐怖心を煽られる構造をしており、推しがびびってたのもよくわかります(推しはビビりちゃんで、私も高所恐怖症です笑)
てっぺんからの風景。なかなかに怖くないですか…?
ハイラインお散歩&チェルシーマーケット
ハドソンヤードを十分楽しんだあと、ハイラインを散歩しながら、チェルシーマーケットへ向かいました。お天気に恵まれて、とても気持ちがいいなかでお散歩できました。
ハイラインが途切れた先には、チェルシーマーケットがあります。チェルシーマーケット内でお昼ごはん。
チェルシーマーケット内のLobster Placeというお店でフィッシュバーガーのようなものを食べました。一人でなければ、贅沢にロブスターを食べれたかな〜と思うと少し残念。
チェルシーマーケットは、おしゃれな雑貨屋さんもたくさんあり、歩いているだけでとても楽しいです!もちろん、推しがお買い物していたお店も行きましたよ〜笑
Starbucks Reserve Roastery
さて、ニューヨークで行きたかったお店、Starbucks Reserve Roasteryへ。
実は日本の店舗でも行ったことがなくて、どんな雰囲気なんだろう、と思って楽しみでした。
メニューがたくさんあったんですが、英語だとコーヒーの種類のニュアンスまではわからず…なにかを頼みました(忘れました笑)
店内はとても広くて、いろんなコーヒーの機械がインテリアのように飾られていて、見ているだけでワクワクする空間になっていました。店内全体の空間がなんだかとても落ち着いていて、ゆっくりできました。
隣がApple storeということもあり、Apple製品を開封している人がたくさんいました。
オリジナルグッズが可愛くて、たくさんお買い物しました。
www.tripadvisor.jp
Book Marcへ
ガイドブックを読んで行きたいと思っていた、BookMarcへ。
想像よりこじんまりとしたお店でしたが、雑貨がかわいい。いろいろ買っちゃいました!
知らなかったのですが、渋谷にも店舗があるみたいですね。
そして最後のチャンスとなる、三度目のメトロポリタン美術館へ。
この日は、最後の日なので、もういっかい印象派を一回りして目に焼き付け、フェルメールやレンブラントの作品を見てまわりました。
この日は、ついつい閉館時間になるまで過ごしてしまいました。
ベーグルを食べよう
ニューヨークといえばベーグル、ということで、最後の夕食はベーグルにしました。通りすがりのベーグル屋さんを見つけて入ったのですが、今調べてみたら、ニューヨークNo.1ベーグルだと紹介しているブログもありました!なんというラッキー!
ベーグルといっても、サンドイッチに近いかたちで、店内ではさみたいものを選んでいくスタイルでした。決められたセットのようなものもあるようですが、名前を見てもイメージがつかなかったので、自分で選びました。私が選んだのは、私の大好物を詰め込んだ、サーモンとアボカドとチーズ。ほどよいしょっぱさと、もちもちベーグルがとてもおいしい!そしてめっちゃ大きい!
もともとそこまでベーグルが好きではなかったですが、今まで食べた中で一番おいしかったです…!
ブロードウェイでミュージカル
今日は「ニューヨークといえば」づくしの日。そう、3日目最後は、ブロードウェイでミュージカル!
今回見たのは「Frozen」アナと雪の女王のミュージカルです。
私はアナ雪のサントラが大好きで大好きで、少しマイナーな曲でも歌詞は全部覚えているくらいで、カラオケでもよく歌ってます笑
そのくらい好きなので、ブロードウェイではたくさんの作品が上演されていますが、迷わずFrozenを選びました。
実はこのFrozen、私が見た翌日からコロナの影響でブロードウェイが全閉鎖、そして2020年の夏ごろにFrozenは今後再上演はしないことが決定、今回見た公演がなんと最終公演となってしまいました。
あまりにも予想外でびっくりし、次ニューヨークに来たときに見たいと思っていたので、本当に残念です…本当にラッキーだったなあ。
Frozenのカップがついてくるドリンクをオーダー。結構並んでいたので、買うなら少し早めの到着がおすすめです。
開始前の注意事項のアナウンスで"Singing is prohibited"(歌うことは禁止されています)と言っていたのが、くすっと笑えてしまった。日本じゃ絶対言わないでしょ笑
幼少期のアナとエルサ役の子たちも演技や歌がとても上手で、かつオラフの可愛さとギャグで笑いもある、とても楽しかったです。しかし、ミュージカルの英語は、私の想像以上に難しかった…
1曲、映画には出てこない曲もあり、それはブロードウェイでのみ聞けるようです。
Frozen2の曲である、Into The Unknownも大好きなので、いつかFrozen2もやってほしいなあ…
ミュージカルが終わり、夜も遅いのでホテルへ戻りました。シアターから近いホテルをとっていてよかった。
最終日へ続く。
ニューヨークひとり旅(2日目)
ニューヨーク2日目です。
1日目はこちらから。
エンパイアステートビルへ
早起きしてエンパイアステートビルへ。エンパイアステートビルはちょっと早めの8時からオープンしてました。朝だからか空いていて、並ばずすぐに入れました。ほかの美術館などは10時オープンが多かったので早起きして時間活用できました。
上がる前に、少しエンパイアステートビルに関する歴史や使われた映画などの展示がありました。
景色は間違いなくきれいでした。お天気がよかったので、きれいな朝焼けが見れました。
屋外の86階は風がとても強かったです。
自撮りを試みるも風で髪の毛がヤバい笑
MoMAがオープンする10:30まで時間があったのでぶらぶら。ロックフェラーセンターでAntholopologieを発見してテンションがあがる!
たくさん買いたくなったけど、お土産を買ってMoMAへ。
名前の通り、現代美術の作品が多いけれど、印象派の作品も多数。絵画では印象派が一番好きですが、現代アートも分からないなりに好きなので、気づいたらあっという間に3時間過ぎていました。事前に狙いを定めて効率よく回るのをおすすめします。
こんな感じで子どもたちがピカソの絵を模写している。日本じゃありえないなぁ
基本空いているけど、ゴッホの絵の前だけ混雑。
その後、MoMA近くのフードトラックでランチを購入。チキンオーバーライスという食べ物らしい。
セントラル・パークのベンチで食べました。量があまりにも多くて、食べきることができなかったけど、とても美味しい!
ラムとチキンのハーフアンドハーフを頼みました。お米のうえにチーズとお肉が乗っています。ホワイトソースをかけて食べます
左のWHITE sauceだけで、私の手のひらより大きい。とにかく全部大きい。そして2つつけてくれた(1つも使い切れなかった)
グッゲンハイム美術館へ
お次は建物が特徴的なグッゲンハイム美術館へ。ここも去年推したちが来ていました
特別展示なのか、お目当ての作品はほとんど展示されていませんでした…残念だけど、またニューヨークに来る理由を一つ一つ作れるからいいんだ、と切り替える。
2回目のメトロポリタン美術館
そのあと、2回目のメトロポリタン美術館へ。この日は時間をとってじっくり。ベンチに座って好きな絵を目の前にぼーっとしてました。至福の時間。
模写している人がちらほらいて、日本じゃ見られない光景だなぁ。
特に感動したのが、MoMAで見たマティスの作品で『ダンス』という作品があるのですが、
メトロポリタン美術館に『金蓮花と《ダンス》』という作品があり、この作品の後ろのほうに描かれている絵が、さきほどMoMAで見た作品になっています。このことに気づけたこと、そして同じ日に見れたことが、心の中でじわじわと感動を感じ、噛み締めていました。
SOHOエリアへ
メトロポリタン美術館を回ったあとは、SOHOエリアへ。このSOHOエリアでは、もうちょっと事前リサーチしてれば、色々お店を回れたなあ…と少しだけ後悔しています。やはり事前リサーチ重要。
アイリーンズスペシャルチーズケーキ
スペルは違うけど、推しの名前とほぼ同じ!ガイドブックに載っていて、名前にひかれて向かいました。
1つ1つは小さくて、お昼が重かったけど食べられそうだったので、テイクアウトで2種類購入。(名前を忘れてしまった)
ハーニーアンドサンズ
次は、ハーニーアンドサンズへ。ここの紅茶が本当に好きで、よくiHerbでも注文しているので、楽しみにしていました。店員さん同士でおしゃべりしてて、自由に見放題でした。
NY限定の茶葉があったそうなのですが、あまり調べてなかったので買わずに帰ってきてしまいました…次にニューヨーク来たときに買います。
マリベル
次はマリベルへ。
mariebelle.com
日本でも京都などに店舗がありますが、NY限定を狙って向かいました。
いつもお世話になっている方に購入しました。自分用にももっと買えばよかったな〜自分用はこちら。言わずもがなおいしかったです。
店内もめちゃかわいくて、眺めてるだけでも楽しい。
SEPHORA
次は、SEPHORAへ。1年前にスペインでSEPHORAに行ってから、行きたくてたまらなかった体感ではタイムズスクエアにあるSEPHORAより少し広いかな?という気がしました。ずっといられる空間…母に頼まれたキールズのクリームと、友達の推しがスイカ好きなのでスイカ柄のリップをお土産に。
Glossier
SOHOエリアで最後のお買い物は、Glossier!今回の旅で一番楽しみにしていたお買い物でした。
Glossierはアイブロウとリップが有名らしいのですが、今回はリップとグロスとチークを購入しました。本当は全部買い占めたいくらいだよ〜全部かわいい〜店内は女子たちであふれてて、みんな本当に楽しそうにしていて、幸せ空間でした。
買いたいものが決まったら、メモにして店員さんに見せました。このほうが確実だと思います。
そのとき見せたメモ
お会計後、商品が準備できると名前で呼び出されて渡されます。かわいかったな〜
ふたたびエンパイアステートビルへ
その後、ふたたびエンパイアステートビルへ。エンパイアステートビルの入場チケットは「入場した日と同日の夜に限り再入場可能」なんです。素敵なルール!
夜景が「ザ・ニューヨーク」という感じで、あ〜ニューヨークに来たんだな〜と改めて実感しました。笑
歩き疲れたのもあって、この景色を見ながらぼーっとするという至福の時間を過ごしました。
ストーリーにこの写真をアップしたら、いろんな人から「ニューヨークっぽい」というリアクションをもらいました。そうだよね〜あまりにも"ニューヨークっぽ"すぎるよね〜笑
(30,000歩歩いたせいで、腰が痛すぎました)
ニューヨークを思い切り満喫したところで、ホテルへ戻りました。
3日目へ続く。
とっておきの装い
「とっておきの装い」と言われたら、わたしにはこのピアスしか思い浮かばない。
結婚式に参列するときも、ちょっと高級なフレンチレストランで食事をするときも、ドレッシーな服装でも、少しカジュアルな服装でも、どんなシーンにもフィットしてくれる。けれど主張しすぎることなく、バランスをとってくれる。まさに名前の通りだと思う。
これを選ぶのは、きちんとしたジュエリーはこれくらいしか持っていないということだけではなく、買おうと決めたときの感情を、鮮明に思い出すことができるからだと思う。
------
25歳になったとき、アラサーになったことだし、記念になるものがほしいと思っていた。
ジュエリーは比較的価値が下がりにくいし、おばあちゃんになっても使えるからブランド物のバッグよりいいよ、と先輩からのアドバイスをもらって、ジュエリーをひたすら調べた。
素敵なものがたくさんありすぎて、選ぶことができなかった。それに、今の自分が買ってよいのか?身の丈にあっているのか?と思うようになっていた。
それからしばらくして、25歳で買うのではなく、自分で納得できるタイミングで買おう、と思い直した。その当時ははっきりしていなかったけれど、なんとなく、タイミング=仕事で結果が出せたとき、と心の中で照準が置かれたような気がする。
------
社会人6年目の冬。2年ほどかけた大きなプロジェクトがようやく終了し、その結果として社内表彰をいただいてしまった。このときほど「失敗は自分のせい、成功は仲間のおかげ」という言葉を思い出さずにはいられなかった。
そのボーナスの通知を聞いたとき、本気でびっくりした。前年のボーナスのほぼ倍。告げた上司は「お前が頑張った証拠だし、事業部で初めてMVPをとったんだから、これくらいいいんだよ」と言われた。
面談でフィードバックを受け、改善すべき点も聞いてからも、気持ちがずっとふわふわしていて、現実でないような気がしていた。
給料だけのために働いてると言えば嘘になるし、かといって給料はいらないと言えばそれもまた嘘になる。けれど、自分の努力が数字として表れることにひとしおの達成感を感じることができていて、ふわふわした気持ちが、1つの気持ちに固まってゆく感覚がする。
このときにようやく、この頑張りを忘れないために、ジュエリーを買おう、と決心することができた。
------
年が明けて新年。いつもは通りすぎる、百貨店のジュエリーフロアに向かう。
買うものは決めていたけど、もう一度、耳にあててみる。やっぱりこれだ、と実感する。即決で購入する。
レシートにサインをしてクレジットカードをきってもらう。事前に知っていた値段だけど、それでもどきどきする。真珠を買うと、うやうやしい証明書がつくことを初めて知る。こんな素敵なものが、自分のものになって、不思議な気持ちになってくる。家に帰って、もう一度確かめるように小さな箱を開けて眺める。
------
この黒い箱を見るたびに、いつも胸がキュッとして、身が引き締まる思いがする。黒い小さな箱が、5粒の真珠が、あの感覚を忘れてはいけない、と伝えているような気がする。それは、私にしか価値のない、値段以上の価値。"この頑張りを忘れたくない"という気持ちには抜群の効果だった。